東芝のテレビは、「REGZA」というブランドで展開しています。
REGZAブランドは日本のテレビの中でも最も有名なテレビブランドといっても過言ではありません。
REGZAの特徴は、映像処理に秀でているレグザエンジンを搭載している点です。
しかし、レグザエンジン以外にもおすすめしたいポイントがたくさんあります。
本記事では、東芝テレビ「REGZA」のおすすめポイントや製品の選び方を紹介します。
東芝テレビ「REGZA」のテレビ性能を紹介
あなたにとって、テレビに求めているものは何でしょうか。
画質にこだわりたい、音にこだわりたい、機能にこだわりたいなど様々あります。
とはいえ、テレビというのは映像を見る製品です。
いくら他の機能が良くても、映像面であなたの環境に合った製品の選択が、テレビ選びの基本ではないでしょうか。
そのためには、東芝テレビの映像性能を知ることが一番です。
東芝テレビの映像性能を知るポイントとして、ディスプレイの種類と解像度、画面サイズの3つの要素を紹介します。
ディスプレイの種類
テレビを選ぶ上で、最初に選択してほしいポイントは、ディスプレイの種類です。
ディスプレイには液晶ディスプレイと有機ELディスプレイの2種類があります。
液晶ディスプレイと有機ELディスプレイの違いは、ディスプレイの発光方法です。
液晶ディスプレイは、昔から存在する方式で、カラーフィルターの後ろから光(バックライト)を当てて映像を映す方式になります。
有機ELディスプレイ登場前はすべて、バックライト方式でしたが、有機ELディスプレイの登場で画面を映す方法が変わりました。
有機ELディスプレイでは、カラーフィルター自体を発光させる方式(自然光方式)で映像を映せるようになったのです。
有機ELディスプレイ
自然光方式で映像を映す有機ELディスプレイは、液晶ディスプレイよりも画質がキレイという特徴があります。
液晶ディスプレイと有機ELディスプレイの一番の違いは、黒色の表現です。
液晶ディスプレイでは、厳密な黒色は表現できません。
理由としてはバックライト方式では、どうしても黒色に対しても光が当たってしまうからで、表現としては限りなく黒に近いグレーです。
しかし、有機ELディスプレイの場合黒色は発光せず、より深い黒色が表現できます。
次に、視野角が広いというのも有機ELディスプレイの特徴です。
視野角とは、テレビを斜め方向から見たときでもキレイに見られるかどうかという角度のことをいいます。視野角が広い方が、テレビを斜めから見ても色あせや白飛びが起こりづらいという特徴があります。
さらには有機ELディスプレイの特徴としてバックライトが不要なため、液晶ディスプレイよりも薄型に軽くできます。
壁掛けなどを検討している場合は、有機ELディスプレイの方が設置しやすいです。
ただし、有機ELディスプレイの方が高性能なため、価格的には液晶ディスプレイより高くなりがちで、電気代も有機ELディスプレイの方が液晶ディスプレイよりも高くなりやすいという特徴があります。
とはいえ、性能面では液晶ディスプレイの上を行くため、テレビの映像を重視するのであれば、有機ELの方を選んだ方が満足できるでしょう。
液晶ディスプレイ
液晶ディスプレイは、バックライトで映像を映す方式です。
液晶ディスプレイの特徴は、有機ELディスプレイよりも価格が安く、画面サイズやグレードなどの種類が多いという特徴があります。
有機ELディスプレイよりは画質は下がるものの、普通に見る分には充分キレイな画質です。
視野角については、有機ELディスプレイに比べて劣ります。
特にVA方式の液晶ディスプレイを選んだ場合、テレビの正面から見ないと、白飛びしてまともに見られない場合があります。
しかしIPS方式の液晶パネルであれば、有機ELに近い視野角で表示できるため、テレビを斜めからみた場合であっても、映像には問題ありません。
というのも液晶ディスプレイの技術も年々進化しており、有機ELディスプレイには劣るものの、有機ELディスプレイの性能に近づいているのです。
それでいて、有機ELディスプレイのテレビより安く購入できる、つまり液晶ディスプレイはコスパが良いという特徴があります。
もう1つの「画面サイズやグレードなどの種類が多い」というのは、サイズによっては液晶ディスプレイのテレビしか用意していない場合があります。
というのも、有機ELディスプレイは、性能が高く、画面サイズは大型サイズで展開されているケースがほとんどだからです。
しかし、特に小さいサイズを選ぶ際は、液晶ディスプレイのラインナップしかないケースが珍しくありません。
機能面については、豊富な機能を搭載している製品から、必要最低限の機能のみ搭載している製品まで様々です。
液晶ディスプレイの方が、個々のニーズに合わせやすい製品が多いという特徴があります。
解像度
解像度とはテレビ画面上に表示できる画素数の密度のことで、解像度が高いとは、画素数が多く密度が高い状態のことを指します。
解像度が高い方が画面はきめ細やかに表示され、よりキレイな画質でテレビ視聴できます。
テレビの画面はパソコンのモニターやスマホ画面などよりも大きいため、解像度が低い場合、粗さが目立ちやすいです。
解像度は、テレビ画面に限らずスマホ画面やパソコンのモニターなどでも使われるため、HD(ハイビジョン)やフルHD、4K、8Kなどは解像度を表します。
32型以下の小さいテレビの場合、大きなテレビと比べて画面の粗が目立ちづらい点と、価格を抑えるという面でフルHDの解像度が主流です。
少し古いサイズ、いわゆる型落ちのテレビでは、HD解像度の場合もあります。
40〜50型テレビは、4KとフルHDの両方が存在するものの、50インチ以上の大きいサイズでは4Kが主流になってきました。
解像度によって、テレビを見る適正距離が変わります。
適正距離とは簡単にいうとテレビをキレイに見られる距離で、HDやフルHDよりも4Kの方が細かく表現できるため、画面との距離が近くてもテレビをキレイに見られます。
フルHDテレビは画面の高さの3倍が目安で、4Kテレビは画面の高さの1.5倍が目安です。
画面サイズ
最後に、画面サイズについてです。
小さな部屋に大きなテレビを取り付けたとしても、テレビからの距離が充分でないため、テレビ画面が視界からはみ出してしまいます。
解像度のところでも紹介しましたが、小さな部屋で大型テレビを見る場合、画面から近くなりがちなため、画面の粗さが気になってしまう場合があります。
例えていうならば、映画館の一番前の席でスクリーンを見るようなイメージです。
画面サイズが大きい方が迫力ある映像が楽しめるものの、大きすぎも良くない点に気をつけましょう。
また、10年位前のテレビと比べた場合、ベゼルと呼ばれる外枠の太さが非常に狭くなっています。
そのため、長年使っていたテレビを買い替えたい場合は、それまで使っていたテレビよりも1サイズ上のサイズを選択すると良いでしょう。
大きさとしては、32型以下、40〜50型、50〜60型、60型以上の4サイズでの比較です。
32型以下
32型以下のサイズは小さな部屋に設置するのに適しており、書斎や寝室などが挙げられます。
32型以下のサイズでは液晶ディスプレイが多く、機能的には必要最低限の機能のみ搭載されている場合も珍しくありません。
40~50型
40型から50型サイズのテレビは、4.5畳や6畳程度の大きさの部屋に適したテレビです。
解像度ではフルHDや4Kなどグレードによって異なり、コスパ重視でフルHD画質にするもよし、4K画質で迫力ある画面を体感できます。
50~60型
50型から60型のサイズは、8畳から10畳におすすめできるサイズです。
40〜50型と同じく4KサイズやフルHDサイズがあるものの、画面の粗が分かりやすいため、予算が許すのであれば4Kの方をおすすめします。
60型以上
60型以上の大型サイズでは、10畳以上の大部屋での視聴に適しています。
このサイズを選ぶのであれば、当然ながら4K画質がおすすめです。
東芝テレビ「REGZA」にはたくさんの便利機能が搭載
ディスプレイの種類と解像度、画面サイズといったテレビの基本スペックだけでは決まりません。
テレビの役割は、テレビ放送を見るだけでなく、ゲームを行う、パソコン画面を映してプレゼンする、VODを見るなど、映像の総合エンタテイメントを楽しむための機器に進化しました。
様々な用途に適したテレビでも快適な映像を提供するために、東芝テレビ「REGZA」には様々な機能が搭載されています。
画質の便利機能
最初に、画質に関連した便利機能を紹介します。
画質面の便利機能としては、画面をキレイに映すための機能が搭載されています。
AI ナチュラルフォーカス
AI ナチュラルフォーカスとは、簡単にいうと人が肉眼で見る見た目に近づける機能のことです。
テレビ画面は平面であり、カメラが映す画像は人(被写体)と景観が平面に見えてしまうという特徴があります。
「REGZA」ではAIにて被写体と景観を区別してそれぞれに適切な画像処理を行い、景観に奥行きをもたせるように見えます。
美肌AI フェイストーンZRα
美肌AI フェイストーンZRαとは、人の肌を自然に描写する機能のことです。
人の顔がよりリアルに表現され、表情をさらに引き立てます。
ネット動画AI ビューティZRα
ネット動画AI ビューティZRαとは、ネット動画をキレイに映す機能のことです。
ネット動画では、映像データを圧縮する際にノイズ(バンディングノイズ)が発生する場合があります。
ノイズが発生してしまうと、グラデーションが階段飛びのように表示されます。ネット動画に発生するノイズを検知し、グラデーションが正しく表現されていない部分を処理します。
地デジAI ビューティZRα
地デジAI ビューティZRαは、地デジで発生するノイズを処理する機能です。
地デジはネット動画などに比べて画質が低く、4Kなどの解像度が高いテレビで表示した場合、様々なノイズが発生してしまう場合があります。
様々なノイズを検知し、ノイズを除去する補正処理を行い、キレイな画質を提供します。
おまかせAI ピクチャーZRα
おまかせAI ピクチャーZRαは、部屋の明るさに合わせた画質に調整する機能です。
例えば明るい部屋でテレビを見た場合、テレビの明るさが部屋の明るさに負けてしまい、テレビ画面が暗い感じに映る場合があります。
逆に暗い部屋でテレビを見る場合、テレビが明るすぎる見え方をしてしまう場合があります。
部屋の明るさに応じてテレビを適切な明るさにする機能が、おまかせAI ピクチャーZRαです。
AI HDR オプティマイザーZRα
AI HDR オプティマイザーZRαは、自動でHDR画質に近い画質にします。
HDR(High Dynamic Range)とは、白飛びや黒色つぶれを抑え、画像の明暗差を自然な表現にする機能のことです。
テレビ画面がHDR画質に近づけられ、より立体感のある画質になります。
低反射 ARパネル
低反射 ARパネルとは、有機ELテレビに発生しやすい画面の映り込みを抑えたパネルのことです。
画面の映り込みとは、テレビ画面にあなたの顔や姿が写ってしまうことです。
映り込みが抑えられ、画面を鮮明に映します。
倍速制御
倍速制御とは、その名のとおりテレビで行われる処理を速くする機能のことです。
映像がテレビ画面に映るまでの流れとしては、テレビやネットなどから画像を受信し、受信した画像を映すために画像処理を行います。
静止画に近い状態であれば気にならないものの、動きがある画面を映す場合は画像処理能力が重要です。画像処理能力が低い場合、画面が遅延、またはガタついて見えてしまう場合があります。
東芝テレビ「REGZA」の倍速処理は、画面処理が高速で処理され、遅延やガタつきがない映像に見えるようにする作業をいいます。
画質に関する様々な画像処理を行うために、東芝テレビ「REGZA」にはレグザエンジンを搭載しています。
音質向上機能
次に、音質面を向上させる機能を紹介します。
重低音立体音響システムXHR
重低音立体音響システムXHRとは、低音域から高音域を立体的に表現する機能のことです。
具体的には特性の異なるスピーカーを用意し、パワーアンプで駆動することで、リアルな音響に近づける効果があります。
ドルビーアトモス
「ドルビーアトモス」とは、左右だけでなく上から音が発生するような表現をする機能のことです。
REGZAの音声処理により、上から音が降ってくるようなサウンドを再現し、さらには重低音立体音響システムXHRの機能と合わさって立体的な表現が可能になります。
ハイレゾ
ハイレゾとは、高機能を売りにしているスマホなどでも採用されている、CDよりも情報量がたくさんある音源のことです。
REGZAでは、通常の音だけでなく、ハイレゾの高品質な音が表現できます。
オーディオキャリブレーション
オーディオキャリブレーションとは、音声を調整する機能のことです。
一般的に、テレビ音の聞こえ方は、テレビとあなたの距離や見る角度、部屋に置いてある家具など部屋の環境によって音の聞こえ方が変わります。
部屋の環境でばらつきが発生する音の聞こえ方に対し、REGZA自身の自動調整によって、バランスよく音声が楽しめます。
クリア音声
クリア音声とは、人が話している音声を聞き取りやすくする機能のことです。
特にボリューム音が小さい場合に効果を発揮します。
具体的には音声の中から人の声を検知して際立たせられ、はっきりと聞こえる仕組みが搭載されています。
ZR おまかせAIサウンド
ZR おまかせAIサウンドは、コンテンツに合わせて、自動的に音響設定を変更する機能です。
例えば、コンサートのような会場で最適な音響設定とライブ会場の音響設定、スポーツ観戦時の最適な音響設定、ドラマに適した音響設定は当然ながら異なります。
REGZAでは、コンテンツのジャンルから適切な音響設定をREGZA自身で行い、聞き取りやすく調整します。
言い換えると、イコライザ機能をREGZAが自動的に行います。
サポート機能
最後は、サポート機能です。
REGZAのサポート機能には、テレビやゲームなどの視聴に関する視聴サポート機能と、テレビを快適に使う快適機能があります。
まるごとチャンネル
まるごとチャンネルとは、画面が分割され、同じ時間に放送している様々な番組を1つの画面に表示する機能のことです。
REGZAでは、1つの画面で最大6番組まで同時に表示できます。
リモコンでチャンネルを頻繁に切り替えるザッピングという行動がありますが、ついザッピングを行ってしまう方におすすめです。
瞬速ゲームモード
瞬速ゲームモードは、画面描写で発生してしまう遅延を軽減します。
先に、ゲーム機からテレビに映像が映るまでの流れを説明します。
ゲーム機からテレビ側に信号が送られた後テレビ側は信号を受けてどのように表示するかを調整し、調整した結果を画面に表示するというのが、ゲームがテレビ画面に映るまでの流れです。
ディスプレイの特性として、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイでは、ゲーム機からモニターに表示するまでに、少しの遅延(タイムラグ)が発生します。
ゲーム機から送られた信号をテレビ画面に映すまでの時間が遅い場合、時間にすると1000分の1秒から1000分の数秒程度のズレではあるものの、コントローラーで操作をしても、1テンポ遅れて動くように感じられてしまうのです。
瞬速ゲームモードで操作がなされ、キャラの操作感がダイレクトに反映され、操作性が向上します。
特に、アクションゲームなど1分1秒を争うゲームでは、瞬速ゲームモードが非常に効果を発揮します。
タイムシフトマシン
タイムシフトマシンとは、指定したテレビチャンネルを常時録画する機能のことです。
REGZAのタイムシフトマシンでは、最大6チャンネル、80時間分録画できます。
番組の録画予約が不要で、放送時間を気にせずに視聴できます。
タイムシフトマシン搭載REGZAでは、世間で話題になった番組を、放送後のチェックも可能です。
VOD対応
VOD対応とは、動画配信サービスをテレビで見られる機能のことです。REGZAをインターネットにつなぐだけで、様々な動画配信サービスが利用できます。
VOD(動画配信)サービスとは具体的にはYouTubeやU-NEXT、NetflixやPrime Video、Huluなどがあります。
REGZAでは様々なVODに対応していますが、念のためあなたが閲覧したいVODサービスがあるかどうか確認してから購入しましょう。
みるコレサービス
みるコレサービスとは、見たいテレビ番組やコンテンツに出会うお手伝いをするサービスのことです。
みるコレサービスにはいくつか種類があり、みるコレパックやおまかせ録画、レグザナビなどのサービスを展開しています。
みるコレパックとは、あなたの好みに合う番組を自動検索し、ピックアップする機能です。
例えば好きなタレントを指定した場合、みるコレパックでは好きなタレントが出演している番組や今後放送される予定の番組がピックアップされます。
テレビ番組だけでなく、YouTubeやU-NEXTなどのVODからの検索や録画の中からもピックアップします。
さらには、あなたが録画している番組の中から、好きなタレントが出演しているシーンやCMだけをピックアップする機能もあるのです。
その他にも、あなたの好みをAIで学習、解析して自動的に録画するおまかせ録画や世間で人気の番組や予約ランキングなどを表示するレグザナビなどがあります。
ハンズフリーレグザボイス
ハンズフリーレグザボイスは、音声でテレビ操作できる機能です。
iPhoneに搭載されている「Hey Siri」や、Androidスマホに搭載されている「OK Google」と同じような機能がREGZAにも搭載されています。
REGZAの場合、テレビに向かって「オッケーレグザ」と話しかけるだけでテレビ操作が可能です。
さらにはAmazonが展開している「Alexa」というスマートスピーカー機能を搭載しているため、「アレクサ」と話しかけるだけで天気やニュースが確認できます。
省エネ機能
最後に、REGZAの省エネ(省電力)機能を紹介します。
省エネ機能は電気代の節約はもちろん、電力不足に対応する場合や環境に優しい(エコ)を推進するためにも、今や必須ともいえる機能です。
REGZAに搭載されている省エネ機能には、節電モードと無操作自動電源オフ、オンエアー無信号オフ、外部入力無信号オフがあります。
節電モードとは、バックライトの明るさを抑える機能のことで、50%オフと75%オフの2パターンが搭載されています。
無操作自動電源オフは、テレビ操作が一定時間行われなかったときに電源を切る、もしくは待機状態にして消費電力を抑える機能です。
オンエアー無信号オフは、テレビ放送(オンエアー)が終了し、無信号状態になったときに電源を切る、もしくは待機状態になります。
外部入力無信号オフは、ゲームやDVDプレイヤーなど外部機器からの信号がなくなった状態が続いた際に電源を切る、もしくは待機状態になります。
東芝テレビ REGZA おすすめ機種3選
ここまでの案内を踏まえて、東芝テレビの中からおすすめしたい機種を紹介します。
小さいながらも機能的に優れているものから、REGZAの中でバランスの良い端末、REGZAの魅力が詰まった選りすぐりの機種です。
ハイビジョン液晶REGZA V34 seriesは小さい部屋に最適
最初に紹介する機種は、V34 seriesです。
サイズは、40型、32型、24型の3種類で、いずれも液晶ディスプレイ、解像度は32型と24型は1366×768とHD画質よりも細かい解像度、40型は1920×1080のフルHD画質と、標準的なスペックになります。
チューナー数は地上デジタル2本、BS・CS対応が2本と普段使いであれば問題ありません。
YouTubeやU-NEXTなどの動画配信サービスに対応しており、インターネットには無線LAN(Wi-Fi)で接続できます。
小さいサイズのテレビでは、コストを抑えるために動画配信サービスに対応していないケースがあるため、押さえておきたいポイントです。
映像処理に優れたレグザエンジンにより、地デジビューティーHDやネット動画ビューティーHDといった画質向上機能が搭載されています。
瞬速ゲームモードも搭載しているため、アクションゲーム好きにも満足してもらえます。
4K液晶REGZA M550L seriesは東芝テレビの魅力が詰まった機種
4K液晶REGZA M550L seriesは、サイズとしては75型、65型、55型、50型、43型と幅広いサイズで展開しており、解像度は4K対応です。
チューナー数は地上デジタル3本、BS・CS対応が3本、4KBS・CS放送が2本で、動画配信サービスにも対応しています。
心臓部にはレグザエンジンZRⅡを搭載しており、画質面の向上に加えてレスポンスの良さも両立しています。
画質面の向上については、美肌フェイストーンZRⅡ、ネット動画ビューティーZRⅡ、地デジAIビューティZRⅡ、おまかせAIピクチャーZRⅡが搭載されています。
音質面では、オーディオキャリブレーション機能を搭載しており、スピーカーは2つで20Wながらも、テレビの音を快適に楽しめます。
操作面では、レグザボイスに対応しているため、声でテレビ操作ができます。
4K液晶REGZA X9900M seriesは最強のタイムシフトマシン搭載マシン
4K液晶REGZA X9900M seriesは、サイズとしては77型、65型、55型の3サイズで展開しており、解像度は4K対応です。
チューナー数はタイムシフトマシン対応で数が多く、地上デジタル9本、BS・CS対応が3本、4KBS・CS放送が2本で、動画配信サービスに対応しています。
レグザエンジンZRαを搭載したX9900M seriesは、映像の中で最高級の体験を提供する機種です。
当然ながら、東芝テレビで提供されている画質向上機能、音質向上機能、便利機能はもちろんほぼすべての機能が搭載されています。
その中でも、X9900M seriesでは”レグザセンシング“という機能を搭載しています。
レグザセンシングとは、簡単にいうとミリ波レーダーという高品質のセンサを搭載し、常に映像と音楽を高品質で届ける機能です。
ミリ波レーダー高画質では、テレビに近い人に合わせて画質を自動で最適化します。
ミリ波レーダー高音質では、X9900M seriesに搭載されている10個のスピーカーを自動で調整し、高音質な音声を楽しめます。
さらには、ミリ波レーダー省エネという省エネ機能も備えており、レーダーで人がいるかどうかを自動的に判別し、人がいない場合はスクリーンセーバーを自動的に起動します。
人が戻ってきた場合は、スクリーンセーバーを自動的に解除し、視聴画面に戻ります。
東芝テレビ「REGZA」のおすすめ選び方のコツ
東芝テレビ「REGZA」には、優れた映像性能と豊富な機能が搭載されています。
しかし機能が豊富すぎるがゆえに、どのような基準で選べば良いか迷ってしまうのではないでしょうか。
そこで、あなたに合った東芝テレビ「REGZA」を選ぶコツを3点紹介します。
部屋の大きさと置き方
最初に考える点としては、部屋の大きさや置き場所から、部屋に置いたときに違和感がないサイズのテレビを検討します。
極端な例でいえば、3畳程度の小さな部屋で70インチの大型テレビを購入したとしても、テレビが大きすぎて部屋に置けない、もしくは部屋に置けたとしても大きすぎて邪魔です。
一方、10畳以上の非常に大きな部屋に32インチ程度のテレビを置いたところで、部屋に対して小さすぎるため、部屋に対してテレビが寂しく設置されてしまいます。
REGZA購入にあたり、部屋の大きさに合うテレビサイズを選択しましょう。
加えてテレビの設置場所も考える必要があります。
小さなテレビの場合は、テレビ台や机などに置く置き型が一般的です。
しかし、最近では置き型だけではなく、テレビスタンドや家具などを使って壁に設置する壁掛け型もあります。
そのため、あまり広くない部屋に大型テレビを設置したいのであれば、置き型よりは省スペースで設置可能な壁掛け型を検討しましょう。
あなたが利用したい機能
一昔前のテレビは、テレビ番組を見る、テレビ番組を録画する程度の使い方が一般的でしたが、今ではテレビ番組の視聴、録画以外にも様々な使い方ができます。
あなたがテレビに何を求めているかによって、必要な機能が変わります。
例えば、大型テレビでアクションゲームを楽しみたい場合は、瞬速ゲームモードが搭載されている機種がおすすめです。
タイムシフトマシン搭載であれば、後からでもテレビ番組が楽しめます。
テレビでYouTubeやNetflixを見たい場合は、VOD機能が搭載されている必要があります。
そのため、テレビの大きさを選んだ後は、あなたにとって必要な機能が搭載されているかを必ず確認しましょう。
価格と性能のバランス
当然ながら、性能が良いテレビは価格が高めに設定されます。
湯水のごとくお金がかけられるのであれば、一番良い性能をしているテレビを購入しましょう。
一番良い性能のテレビを購入しておけば、テレビに対する不満はでないはずです。
しかしながら、いくら性能が良くても価格が予算を超えてしまっては、購入できないというのが実際のところでしょう。
そこで、価格と性能のバランスを考える必要があります。
東芝テレビ「REGZA」には、様々な要素があるため、価格を決めるポイントを紹介します。
最初に、ディスプレイです。
ディスプレイは、液晶よりも有機ELの方が値段は高くなります。
次に、解像度については、解像度が高い製品の方が値段は高くなります。
例えば、同じ液晶ディスプレイでも、フルHDの解像度よりも4K解像度対応の方が値段は上がります。
テレビの大きさでも価格が変わり、大きければ大きいほど値段が上がります。
最後に、機能面です。
当然ながら、機能面が充実している方が値段は高くなります。
そのため、あなたにとって必要な機能と妥協してよい機能を抑えておく必要があります。
注意点としては、有機ELディスプレイで、なおかつ大きいテレビの方が機能面は充実している、いわゆる高性能なテレビが多い傾向にあります。
反対に、小型テレビの場合、最低限の機能しか搭載されていない事例も珍しくありません。
東芝テレビは、今やフルHDだけでなく、4Kテレビをメインに多くのモデルがあります。
テレビの進化は映像の進化だけにとどまらず、音声の迫力やVOD、みるコレサービスなど、10年前と比べたら非常に便利に進化しています。
あなたに合った東芝テレビ「REGZA」を購入し、人生を楽しんでいきましょう。