東芝パソコンといえば、「Dynabook」と呼ばれるブランドの展開で有名です。
東芝ノートパソコンの魅力は、なんといっても東芝で販売しているテレビ「REGZA」の技術を活かした高品質な製品です。
スピーカーにも定評があり、一般的なパソコンでは弱いとされている「音」に対してもこだわりを持った作りをしています。
また、近年では、在宅勤務の需要が増えたため、一般的なノートパソコンのみならず、モバイルノートやタブレットといった持ち運びに便利なパソコンも提供しています。
本記事では、東芝パソコン「Dynabook」の基本情報や製品ラインナップに加えて、Dynabookの選び方を紹介します。
東芝ノートパソコンの基本情報
最初に、Dynabookパソコンを選ぶ上で押さえておきたいポイントを、基本性能(スペック)から分かりやすく紹介していきます。
Dynabookパソコンを選ぶ上で、抑えておきたい7つのポイントは以下の通りです。
画面サイズ・解像度
Dynabookノートパソコンで気にしてほしいポイントとして、画面サイズを紹介します。
Dynabookノートパソコンで利用可能な画面サイズは、全部で4種類あります。
画面には、画面サイズ以外にも「画面解像度」という、画面サイズと同じくらい重要な要素があります。
解像度とは画面を構成する画素数で決まり、画素数が多い方が画面はキレイに表現できます。
そのため、キレイさにこだわりたい場合は、フルHD画質以上の解像度が無難です。
解像度については、画面サイズと合わせて、Dynabookノートパソコンで提供している解像度を紹介します。
15.6インチと13.3インチのDynabookノートパソコンの場合は、フルHD(1920×1080)の解像度がほとんどです。
ただし、一部の製品では、フルHDよりも解像度が低い画素数がHD(1,366×768)に下がる場合があります。
14インチのDynabookノートパソコンの場合は、フルHD(1920×1080)もしくは、フルHDよりも解像度が少し高いWUXGA(1920×1200)の解像度で提供しています。
画面サイズが10.1インチのタブレットの解像度は、WXGA(1,280×800)です。
ノートパソコンの形状
Dynabookノートパソコンの形状は、大きく3つあります。
1つ目は、画面サイズは15.6インチで、キーボードにテンキーが搭載された形状のノートパソコンという点です。
ノートパソコンは、サイズが大きく、重量も重く、種類によっては2kgを超える場合があります。
2つ目は、モバイルノートと呼ばれる形状で、ノートパソコンよりもサイズが小さく、キーボードにテンキー無しの形状です。
モバイルノートは、ノートパソコンよりも当然ながら軽く、重量は1kg程度で、端末によっては1kgを切る場合があります。
画面サイズは、13.3インチもしくは14インチが提供されています。
最後は、タッチパネル 5in1(2in1タブレット) と呼ばれる、タッチパネル式のパソコンです。
タッチパネル式のパソコンには、キーボードが搭載されているタイプと、キーボードが着脱可能なタイプがあります。
タッチパネル式の特徴は、タッチパネルタブレット用のペンを使って直感的な操作が可能です。
また、機種によってはキーボードを取り外し、タブレットのように使えます。
キーボードが取り外せないタイプであっても、キーボードと画面を繋いでいるヒンジが360度回転するため、タブレットのように使い方が可能です。
CPU性能
画面サイズとノートパソコンの形状が分かったところで、パソコンスペックについて触れていきます。
パソコンのCPUとは、人間で言うところの頭脳のようなパーツです。
パソコンのスペックを確認するにあたり、CPU性能は一番重要といっても過言ではありません。
簡単に言ってしまえば、パソコンを比較するうえでは、CPU性能が高いパソコンの方が高性能です。
一般的に、パソコンで使われるCPUメーカーとしては、IntelとAMDという2大メーカーで占められています。
Dynabook搭載PCのCPUはIntel製のみのため、Intel製のCPU性能を紹介します。
Intel製CPUの特徴
Intel製CPUは、以下4つの名称で性能が判別できます。
- Corei7
- Corei5
- Corei3
- Celeron
Corei7という名称のCPUから紹介します。
Dynabook ノートパソコンで提供しているIntel製CPUの中では、Corei7というCPUが一番性能が高いです。
パソコンを使って動画や画像の編集作業をしたい、パソコンでゲームを楽しみたいなどパソコンの性能が重視される使い方を検討する場合は、一番性能が高いCorei7と記載されているCPUを選びましょう。
次に性能が高いCPUは、Corei5です。
Corei5というCPUは、性能のバランスが良く、CPU選びに迷う場合はCorei5を選んでおけば間違いない、後悔しないという性能を有しています。
Corei7には敵わないものの、ExcelやWordといった事務系の使い方だけでなく、ちょっとした画像編集などであれば、問題なく作業できます。
Coreシリーズ最後のCPUは、Corei3です。
Corei3は、Corei5よりも性能が低いものの、YouTubeなどの動画サイトやExcelやWordを使うなど、パソコンを一般的に普通に使う分には問題ありません。
また、Corei3シリーズは価格が安いという特徴があり、価格重視で選ぶのであればCorei3が一番の選択肢になります。
最後は、CeleronというCPUです。
Celeronは、Corei3よりも性能が低いものの、電力消費量が少ない、いわゆる省電力機能に優れているという特徴があります。
電力消費量については、性能が高いCPUの方が消費電力は高くなる傾向にあります。
性能が低いとはいっても、軽い作業であれば問題ありません。
また、Celeron搭載CPUは、他のCPU搭載PCよりもパソコン価格が安くなる傾向にあります。
パソコンを安く購入したい場合は、Celeronも一つの選択肢です。
ストレージ
次に、ストレージについて紹介します。
ストレージとは、パソコンデータを保管する場所です。
ストレージの容量が大きい方がパソコンでたくさんのデータが保存できるものの、容量が大きい方がパソコンの価格が高くなります。
ストレージの容量としては、128GB、256GB、512GB、1TBがあります。
128GBは2in1タブレットで採用されており、ノートパソコンやプレミアムノートでは256GB以上が標準です。
ストレージについては、大きい方が保存できるものの、外付けHDDやSSDなどで対応できるため、多少小さいサイズでもなんとかなる場合があります。
また、ストレージには種類があり、HDD、SSD、フラッシュメモリの3種類があります。
一昔前は、ストレージといえばHDD(ハードディスク)が主流でした。
しかし、今ではHDDはほとんど見かけず、SSD搭載が当たり前の時代になりました。
SSDの特徴は、HDDよりも読み取りや書き込み速度が速く、パソコンがキビキビ動く点です。
フラッシュメモリのストレージは、主に2in1タブレットで使われており、HDDやSSDと比べて小型で軽量、省電力という特徴があります。
フラッシュメモリを積んでいる端末は決まっているため、ほとんどの端末ではSSD搭載と理解しておきましょう。
購入したばかりのSSD搭載パソコンなのにインターネット検索が遅い場合、原因はパソコンではなく利用中のインターネット回線(光回線やホームルーター、ポケットWiFiなど)にある可能性が非常に高いです。
メモリ搭載量
メモリは、パソコンを処理するために必要なデータを一時的に保管しておく場所で、例えていうと机のような役割を担っています。
一般的に、机は、狭いよりも広い方が作業はしやすく、生産性が向上します。
パソコンでは、複数の作業が同時に行われています。
例えばレポートを書くために、Wordというアプリで文章を作成し、Edgeというブラウザで調べものを行い、画像を使うためにペイントを開くなど、複数の作業が同時に行われているケースがほとんどです。
メモリ容量が大きい方が複数の作業が同時にこなせるため、パソコンの全体的な処理スピードが上がります。
Dynabookのメモリ搭載量は4GB、8GB、16GB、32GBのいずれかが搭載されています。
4GBメモリは現行モデルでは2in1タブレットのみで、ノートパソコンでは8GB以上が標準搭載です。
メモリは、ストレージと比べると後から増設するのが難しいため、多少価格が高くなったとしてもメモリ搭載量は大きい方が後々使い勝手は良くなります。
光学ドライブ
ブルーレイドライブやDVDドライブといった光学ドライブについては、搭載しているモデルと搭載していないモデルがあります。
薄型のプレミアムノートやタッチパネル対応モデルでは、構造的な部分から光学ドライブ無しモデルしかありません。
一昔前は、パソコンを初期化する場合は、光学ドライブを使って初期化するケースが多く、光学ドライブはほぼ必須でした。
今ではUSBメモリでの初期化や、ストレージ内に保存している起動ディスクで初期化するなど、光学ドライブ以外での初期化が可能なため、光学ドライブ無しモデルが増加しています。
また、インターネット経由の動画サービス(VOD)などが普及した影響で、動画をインターネット経由で見るという選択肢が当たり前の時代です。
とはいえ、古いソフトなど光学ドライブが必要な場合も当然存在します。
光学ドライブは、画面サイズが15.4インチのノートパソコンの一部に搭載されています。
光学ドライブが必要な場合は、15.4インチパソコンで検討しましょう。
保証期間
保証期間については、1年もしくは2年で対応しています。
保証期間2年は、製品ラインナップの最上級モデルの一部が対象です。
初期不良は対応してもらえるため、どうしても2年が良い場合以外は、保証期間をあまり気にせずに購入しても問題ありません。
東芝ノートパソコンの製品ラインナップ
東芝ノートパソコンの基本性能の後は、東芝ノートパソコンのラインナップを紹介します。
東芝ノートパソコンは、画面サイズやパソコン形状、搭載機能などから様々な製品ラインナップを提供しています。
また、同じ製品ラインナップの中でも、パソコン性能が違う何種類かの製品を用意しています。
Dynabook Tシリーズ:15.6インチオールインワンノート
1つ目の製品ラインナップは、Dynabook Tシリーズ(オンライン直販ではAZ/BZシリーズ)です。
画面サイズは15.6インチのみで、Dynabookパソコンの中でも、光学ドライブ付きの端末を検討している場合は、Dynabook Tシリーズから選択する必要があります。
CPUはCorei3、Corei5、Corei7のいずれかが搭載されており、メモリは8GB、16GB、32GBです。
Corei7を搭載している端末はカタログスペックが高く、Corei3搭載パソコンは価格を抑えられています。
大きなサイズのノートパソコンを探していて、光学ドライブが必要な場合はDynabook Tシリーズから検討しましょう。
Dynabook Cシリーズ:15.6インチスタンダードノート
15.6インチノートパソコンにはもう1つ製品ラインナップがあり、Dynabook Cシリーズ(オンライン直販ではCZ/PZシリーズ)として展開しています。
Dynabook Cシリーズの特徴は、光学ドライブが搭載されていないという点です。
スペック的には光学ドライブ以外はDynabook Tシリーズと似ており、CPUはCorei3、Corei5、Corei7のいずれかから選択します。
Dynabook Cシリーズは、光学ドライブがなく、Dynabook Tシリーズよりも軽いという特徴があります。
15.6インチノートパソコンで光学ドライブ不要、もしくは15.6インチノートパソコンを外に持ち運びたい場合は、Dynabook Cシリーズから選択しましょう。
Dynabook Rシリーズ:14.0インチプレミアムモバイルノート
Dynabook Rシリーズ(オンライン直販ではRZシリーズ)は、14.0インチの画面サイズを搭載している、持ち運びに適したモバイルノートです。
Dynabook Rシリーズの大きな特徴は、画面サイズと画面比にあります。
Dynabook Rシリーズの画面は、16:10サイズの液晶を搭載しており、他のDynabookシリーズで使われている16.9画面よりも縦に大きい特徴があります。
縦のサイズが大きい利点は、上下スクロールが少なくなり、上下スクロールが発生しやすいOfficeなどの事務作業が快適な点です。
さらに、Dynabook Rシリーズではブルーライトを低減するLow blue light液晶を採用しているため、長時間利用していても目が疲れにくい特徴があります。
スペック面でも問題なく、CPUはCorei5とCorei7が選択でき、メモリは16GBと32GBが利用可能です。
ビジネスノートの中でも大画面でサクサク動作のパソコンがほしいのであれば、Dynabook Rシリーズが第一候補になります。
Dynabook Mシリーズ:14.0インチホームモバイルノート
Dynabook Mシリーズ(オンライン直販ではRZシリーズ)は、Dynabook Rシリーズと同じく14.0インチのモバイルノートです。
Dynabook Mシリーズの画面は14.0インチで、画面比は16:9の従来型フルHD画面で提供しています。
CPUはCorei3とCorei7から選択でき、メモリは8GBのみとなります。
Dynabook Mシリーズは「ホームモバイルノート」と呼ばれており、サイズ感が大きすぎず小さすぎず、家でも外出先でも使えるちょうどよいサイズのノートパソコンです。
Dynabook Gシリーズ:13.3インチプレミアムモバイルノート
Dynabook Gシリーズ(オンライン直販ではGZシリーズ)は、Dynabook Rシリーズよりも1サイズ小さい13.3インチのモバイルノートです。
Dynabook Gシリーズは重量はなんと879gと非常に軽く、サイズ感も13.3インチと小さいため、Dynabookシリーズの中では一番持ち運びに優れています。
また、液晶画面に省電力のIGZO液晶を採用しているため、バッテリー駆動だけでも最大24時間の利用が可能です。
パソコンスペック的にも申し分なく、CPUはCorei5とCorei7が、メモリは8GBもしくは16GBが選択できます。
持ち運びがメインで、スペックにも妥協したくない方であれば、Dynabook Gシリーズから検討しましょう。
Dynabook GSシリーズ:13.3インチスタンダードモバイルノート
Dynabook GSシリーズ(オンライン直販ではGZシリーズ)は、Dynabook Gシリーズと同じく13.3インチのモバイルノートです。
Dynabook GSシリーズは、Dynabookのラインナップとしてはスタンダードモバイルノートの位置づけで、大きさや軽さ、性能のバランスが取れています。
Dynabook GSシリーズのスペック的にはCPUはCorei5、メモリは8GBと標準的です。
スタンダードという言葉通り、持ち運びが多い方で、一般的な使い方で問題なく利用できるパソコンを探している方におすすめします。
Dynabook Vシリーズ:13.3インチ 5in1プレミアムPenノート
Dynabook Vシリーズ(オンライン直販ではVZシリーズ)は、13.3インチでタッチパネル対応の5in1プレミアムPenノートです。
Dynabook Vシリーズの大きな特徴は「5in1」という使い方で、「NotePCスタイル」、「Tabletスタイル」、「Monitorスタイル」、「Penスタイル」「Flatスタイル」という異なる5つの使い方ができます。
NotePCスタイルとは、その名の通り13.3インチノートパソコンとして利用できる使い方です。
Tabletスタイルとは、液晶モニターとキーボードを360度回転させるとタブレットPCのように利用できます。
Monitorスタイルとは、パソコンをテントのような形に折り曲げて、モニタが見やすい角度で動画などを楽しめる使い方です。
Penスタイルとは、その名の通りタッチペンを使ってパソコンを利用する使い方で、Flatスタイルはモニタとキーボードを180度に開きます。
性能は、CPUはCorei5もしくはCorei7、メモリは8GBもしくは16GBと、申し分ありません。
サイズ感的には13.3インチと持ち運び前提で作られており、ペン操作というクリエイティブな使い方をする方で持ち運びも検討している方におすすめです。
Dynabook Kシリーズ:10.1インチ2in1デタッチャブル
最後に紹介するDynabook Kシリーズ(オンライン直販ではKZシリーズ)は、10.1インチモニタを搭載した、2in1デタッチャブルタイプのノートパソコンです。
Dynabook Kシリーズで採用されているデタッチャブルとは、画面とキーボードが取り外しできるという特徴があります。
サイズ感が10.1インチと小さく、子供用パソコンとしての位置づけです。
スペック的には、CPUはCeleron、メモリは4GBと他のノートパソコンと比べて控え目に作られています。
プログラミングを子供に習わせたいときなど、子供用のパソコンとして検討しましょう。
東芝パソコンおすすめ機種3選
ここまでの案内を踏まえて、東芝パソコンの中からおすすめしたい機種を紹介します。
定番といっても過言ではない機種、持ち運びに特化した機種、 家でも外でも使い勝手のよい機種の3機種です。
オールインワンノートならTシリーズのT9 P2T9WPBLが鉄板
Dynabook Tシリーズは光学ドライブを搭載した端末で、家にパソコンを置くならDynabook Tシリーズを購入しておけば間違いありません。
そんなDynabook Tシリーズの中でも一番おすすめしたい機種が、T9 P2T9WPBLです。
CPUは当然ながら、Dynabook搭載パソコンの中では最上級のCorei7を搭載しています。
メモリは32GB、SSDはなんと1TBの大容量を搭載しているため、パソコンのマルチな活用が可能です。
例えば、子供の運動会などをビデオカメラで撮影し、パソコンで編集してDVDに保管するといった動画編集などの用途でも使えます。
さらには、ブルーレイドライブを内蔵している点もおすすめしたいポイントです。
動画配信サービスの増加により、ドライブの利用頻度は過去に比べて低くなっています。
しかし、昔の思い出として保存していた写真や動画などはDVDやブルーレイに保存している、といったケースは珍しくありません。
外に持ち出す機会が少ない方であれば、T9 P2T9WPBLが鉄板です。
持ち運びやすさに特化した機種を選ぶならG8 P1G8WPBL(W)
Dynabook Gシリーズは、13.3インチの液晶画面を搭載しており、持ち運びしやすいパソコンです。
その中でも、G8 P1G8WPBL(W)は、持ち運び+性能の両面で優れている機種になります。
持ち運びしやすいかどうかは、サイズ感はもちろんですが、重さが重要な要素です。
特に通勤や通学など徒歩や電車を使って移動する場合、常にパソコンの重さを感じながら移動するため、持ち運びだけで体力を消耗してしまいます。
ノートパソコンの重さは、1kg程度であれば軽量の部類に入ります。
そんな中でもG8 P1G8WPBL(W)の場合、P1G8WPBLは約875g、P1G8WPBWは約879gと1kgを切ったノートパソコンです。
CPUはCorei7、メモリは16GBと必要十分、SSDは512GB、バッテリー稼働時間は24時間と安心して使えます。
持ち運びしやすく、性能にも妥協したくない人であれば、G8 P1G8WPBL(W)がおすすめです。
持ち運びにも性能にも妥協しないR9 P1R9WPBL
Dynabook Rシリーズの特徴は、モバイルノートながら14インチの画面サイズを実現している点です。
CPUはCorei7シリーズ、メモリは32GB、SSDは512GBとノートパソコンの中でも高い性能を誇っています。
Dynabook R9 P1R9WPBLのバッテリー稼働時間は24時間で、他のRシリーズよりも長時間稼働が可能です。
重さに関しては約1.05kgと軽量の部類に入り、持ち運びで支障がでるおそれはほとんどありません。
大きな画面サイズでバッテリーも長持ちする、Dynabook R9 P1R9WPBLをぜひ検討しましょう。
東芝ノートパソコンの選び方
先程紹介した通り、東芝ノートパソコンには、大きさや性能など様々な種類の製品が販売されています。
そこで、たくさんの製品ラインナップの中から、東芝ノートパソコンの最適な1台を選ぶ方法を紹介します。
東芝ノートパソコンを選ぶポイントとして、「利用用途」と「利用場所」で判断すれば個々に最適なパソコンが決定するのです。
利用用途
最初に選ぶポイントは、「パソコンをどんなシチュエーションで利用するのか」という利用用途です。
大きく分けて、4つのポイントで紹介します。
1つ目の利用用途は、クリエイティブな使い方、具体的には動画編集や音楽作成など創作系を視野に入れている場合です。
クリエイティブな使い方を検討している場合は、パソコンのスペックを高めに設定した方が、後々便利に使えます。
また、作業領域という意味では、画面サイズも大きい方が作業はしやすい傾向にあります。
ただ、Dynabookにはタッチペン対応の製品があるため、場合によってはタッチペン対応も検討の余地ありです。
製品ラインナップでは、Dynabook Tシリーズもしくはタッチペン対応のDynabook Vシリーズが候補になります。
2つ目の利用用途は、クリエイティブではないものの、色々な用途で利用したい場合です。
具体的には、年末年始であれば年賀状作成、YouTubeやNetflixなどの動画視聴、Officeソフトの利用などパソコンを手広く使うケースを想定しています。
自宅に1台パソコンがほしい、という方はこの利用用途で検討すると分かりやすいです。
パソコンスペックは、価格とのバランスはあるものの、ある程度の性能があれば問題ありません。
画面サイズは好みで選んでしまって良く、利用用途としては大きい方が良いものの、場合によっては1サイズ小さいサイズでも使い勝手はあまり変わりません。
DVDドライブやブルーレイドライブについては、必要であれば内蔵していた方がいざというときに便利です。
製品ラインナップは、Dynabook CシリーズもしくはDynabook Mシリーズが候補になります。
3つ目の利用用途は、パソコンの持ち運びが多いビジネスマン向けです。
大学生など、パソコンを学校と家の両方で使う場合もこの利用用途で検討できます。
持ち運び前提のため、ビジネスマン向けパソコンは、サイズは小さく、軽い方が持ち運びがしやすいタイプになります。
パソコン性能としてはある程度あればよく、性能よりも重要な点は、バッテリーでの利用時間です。
どうしてもACアダプターが利用できない環境で使うケースが多く、省電力で長く利用できた方がいざというときに頼りになります。
製品ラインナップでは、Dynabook RシリーズもしくはDynabook Gシリーズ、Dynabook GSシリーズ、場合によってはDynabook Vシリーズが候補です。
Dynabookは、ビジネス用途の選択肢が広い傾向にあります。
理由は、Dynabookが個人用だけでなく、法人向けにも提供しているからです。
最後の利用用途は、子供向け用途で、具体的には幼稚園や保育園、小学生くらいがターゲットになります。
タッチパネルで直感的に操作できるタブレットタイプでパソコンに対する偏見を無くし、少しずつキーボード操作に慣れていくイメージです。
スペック的にはタブレットという性質上、ビジネス向け以上にバッテリー稼働が増えるため、省電力で充電が長持ちする方が優先されます。
中学生以上になったら、体も大きくなってくるため、通常のノートパソコンを使った方が使い勝手が良くなります。
製品ラインナップでは、Dynabook Kシリーズが候補です。
利用場所
次に、東芝ノートパソコンをどこで利用するかです。
具体的に、よくある3つの利用場所と最適なパソコンを紹介します。
1つ目のケースは、主に家の中で使い、外に持ち運んで使う用途がほとんどない場合です。
大きさは、15.6インチのノートパソコンがおすすめとなります。
そもそも、パソコンは持ち運びしないのであれば、画面サイズは広い方が画面全体がごちゃごちゃせず、便利に使えます。
持ち運びをしない使い方であれば、パソコンの重量が重くても問題ないため、DVDドライブやブルーレイドライブありのモデルを検討しましょう。
次に、主に家の中で使うものの、家の外でも使いたい場合です。
サイズ感としては、15.6インチもしくは14インチになります。
ポイントは光学ドライブであるDVDドライブやブルーレイドライブがないモデルの方が重さが軽くなるため、外へ持ち運びしたい場合は不要です。
持ち運ぶ頻度がある程度ある場合は14インチを、持ち運ぶ頻度があまり多くない場合は15.6インチのパソコンから選びましょう。
もしも画面サイズに迷うのであれば、テンキーが必要であれば15.4インチ、テンキーが不要であれば14インチで問題ありません。
最後に、持ち運びが多い場合は13.3インチもしくは14インチが便利です。
13.3インチの場合、軽量化のためにDVDドライブやブルーレイドライブが搭載されていないモデルしかありません。
選び方は、サイズ感や重さを重視する場合は13.3インチを、少し大きい画面で持ち運びたい場合は14インチが最適なサイズになります。
東芝ノートパソコンは豊富な製品ラインアップから誰にでも合うパソコンが見つかります
東芝ノートパソコンの特徴は、利用用途に応じた豊富な製品ラインナップである点です。
ノートパソコンは、持ち運ぶという性質から、すべてにおいて完璧のラインナップは提供していません。
家でゴリゴリにパソコンを触るのであれば、15.6インチの性能が高いマシンを利用すれば失敗はないでしょう。
しかし画面サイズや重さなど、性能以外の面でも検討の余地があります。
用途や利用場所から最適なパソコンを選択し、購入してよかったと思えるパソコンに出会えます。
そのため、東芝ノートパソコンを購入する場合は、今回紹介した情報をもとに検討してみてください。
最適なパソコンを購入し、様々なコンテンツを楽しみましょう。